若気の至り


既に『初老』に片足を突っ込んでいるアラフォー親父。

思えば、「若い頃はアホなことばかりやっていたな〜」と。

特に車に関してのトラブルは印象的だ。


若い頃は車好きの兄の影響を受け、初めて所持したマイカーは日産スカイライン。

自分の運転技術はさておき、200万ものローンを組んで購入。

一昔前は峠を走る『走り屋』や400mの直線で速さを競う『ゼロヨン』など、 多くの若者が車の虜になって友達を出し抜くためにイジりまくっていた。

当時の全ての若者に当てはまらないだろうが、少なくとも私の周りはバイク、車で 盛り上がっていたな。。。
(単に田舎者だったということだろうが)

その流れにハマり、働いて得た給料でパーツを買っては満足していた。

今ほど規制も厳しくなかったので、車高もベタベタ。

マフラー、タイヤもそれらしい見栄えのものに交換して『なんちゃって』を気取っていた。

車高が低くちょっとした段差でもマフラーを擦りまくっていたのでタイコが落ちたり、 ある商業施設の駐車場でオイルのドレンバルブが取れて全てのオイルが流れ出たこともあったな。


運が良かったのは、警察の世話になるような事故を起こさなかったことだ。

まぁ、スピード違反などで大分世話になったんだが。

ある程度、歳を重ねた今となっては、ホントに大きな事故を起こさなくて良かったと思う。

当時は勢いだけで行動してた部分が大きかったからな、まさに若気の至りだ。

もし、人を巻き込んだ事故でも起こしていたら・・・

きっと全く違う人生を歩んでいたに違いない。

最近では、老人がアクセルとブレーキを踏み間違える事故もよく聞くようになった。

自分はそうならないように、気をつけようと思う。




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